当院の特徴
これまでの豊富な診療経験をもとに、ひろく脳神経外科診療全般の診療を行います。また20年以上にわたり2200例以上のガンマナイフ治療経験を有し 脳腫瘍(転移性脳腫瘍 聴神経腫瘍 髄膜種その他)脳動静脈奇形 三叉神経痛などに対しての治療相談、提携している福岡記念病院において治療を行うことができます。
診療内容
脳神経外科診療一般
頭痛 ふらつき めまい 手足のしびれ しゃべりにくさ 物忘れなどの症状について専門的な診察、高精度のMRI/CT等を駆使し診断、適切な治療を行います。
内科的疾患
脳外科領域の代表的疾患である脳卒中の背景にある高血圧 高脂血症 糖尿病などの管理をおこない脳卒中の予防に努めます。必要な場合専門医へご紹介します。
長崎県で唯一のガンマナイフ治療医です。適応相談、治療前検査、実際の福岡における治療、その後の経過観察まで責任を持って担当します。治療前から治療後、将来にわたり安心して治療を受けて頂くことができます。
片側顔面けいれんに対するボトックス治療
片側の目の周り 口の周り 頬に間欠的にぴくつきが生じる病気です。顔面神経の根元に血管が当たり起こると言われています。まれに脳腫瘍などが原因のこともあります。放置しても大きな問題はありませんが 症状が増強し気になる方には治療を行います。症状の強い方は微小血管減圧術という開頭手術を行っています。最近では顔面のけいれんする筋肉に直接ボツリヌス菌からとった毒素を注入しけいれんを抑える方法があります。効果は数ヶ月持続し有効な方法と考えられます。ボトックス注には事前準備が必要なためまずは受診の上、原因の精密検査、治療法を相談していきます。
片頭痛予防のための抗CGRP抗体薬の使用
慢性片頭痛に対する予防薬としてCGRP関連抗体薬が使えるようになりました。抗CGRP抗体薬エムガルティ®、アジョビ®、抗CGRP受容体抗体薬アイモビーグ®という3つの注射薬がです。適応は、月に5日以上の片頭痛のある慢性片頭痛で、非薬物療法や、急性期薬物治療、予防薬で治療したにもかかわらず片頭痛発作のコントロールが不良なかたです。
- エムガルティ®は初回月に2本皮下注射を行い、2月目以降は、1か月ごとに1本の皮下注射を行います。
- アジョビ®は初回月から1か月ごとに1本の皮下注射、または3か月ごと3本注射を行う、という2通りの方法があります。
- アイモビーグ®は初回月から1か月ごとに1本ずつ皮下注射を行います。
これらのお薬は高額です。3割負担の健康保険の方で、薬代が1本12,500-13,500円です。エムガルティ®は初回月27,000円、2月目から13,500円位かかります。アジョビ®は1本12,500円で1回3本使った場合37,500円位です。アイモビーグ®は毎月12,500円位です。原則3か月治療し効果判定を行います。
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